エビデンスと日常生活との関係性
ご訪問ありがとうございます。
六月に入り、関東も梅雨入りしましたね。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
梅雨の雨は、恵みの雨。
アメリカにも梅雨のようなものが存在する地域もあり
April showers bring May flowers.
という言葉があります。梅雨の季節になってふと思い出しました。
上記の文章は、梅雨の事を言った言葉ではないのですが
雨が自然の恵みをもたらす。。という意味を含んでいて
優しい美しい響きが大好きな言葉です。
今日はエビデンスについて少し考えてみようと思います。
皆様はエビデンスという言葉、ご存知ですか?
エビデンス - Wikipedia によると
証拠・根拠、証言、形跡などを意味する英単語 "evidence" に由来する、外来の日本語。
とされています。
私が理学療法士免許を取得したころにはもう既に
エビデンスに基づいた医療(Evidence Based Medicine)
というものがとても重要であるとされていました。
要するに、個人的な経験や人から聞いたというだけの物に基づくのではなく
幅広く、様々なケースからの情報の蓄積や研究結果より
強い裏付けのある治療法や介入を行っていく、というものです。
現在はインターネットの普及により、それはもう膨大な量の情報が簡単に得られるようになってきています。
しかし、肝心のエビデンスに基づいた情報というのが少ないもの現状です。
商業ベースの情報から、ちょっと聞きかじったもの、どこかから拾ってきたもの
様々な情報で溢れています。
まずは目の前の情報は信頼できるものなのか
根拠に基づいているものなのか
この見極めが意外と難しいと感じています。
私一個人の意見ですが、根拠に基づいているものなのかどうかは、書籍からの方が得る方がより近道であると感じます。
しかも一冊だけでなく、類似した分野の方の書籍を何冊かお読みする事をお勧めいたします。
そうすれば、おのずと
この情報は信頼できるか、そうでないか
分かるようになってくると思います。
そしてその得た情報を、実際の生活で役立てる、という段階になった時
陥りがちなのが
エビデンスに基づいていることが全て正しい!
と考えてしまうことです。
実はエビデンスも信頼性が強いものとそうでないものがあって
その分野の研究が、どんな方法でどれだけ調べられているか
によって、強いエビデンスが確立されている分野と、まだ弱めのエビデンスしかない分野もあります。
乳幼児の睡眠
特に私が活動しているような育児支援の分野でのエビデンスで強いものは
日常生活のリズムを整える
朝は7時までには起き、日光を浴びる
昼間は活動的に(できれば屋外で)過ごす
事です。
それ以外のことは、エビデンスに基づいてはいるものの
ケースバイケースで絶対これをしなくてはいけない!というものではありません。
そして上記三つのエビデンスに関しても
やらなければダメ!!失格!!では決してなくて
お子様の病気や旅行、養育者の事情
それに合わせて時々ならできない事があっても良いのです。
この
エビデンスに基づいて
と
個々の事情や生活スタイルに合わせて
の両立、というバランスはとても難しく
専門家であっても簡単には導き出せない、非常に危うい関係性です。
だからこそ、オープンに皆で話して
様々なケースを共有する。
色々なスタイルがあるけれども、見つめる方向は同じ。
ココサポート群馬では
専門家だけの話や、養育者だけの話に偏ることなく
対話しながら自分自身の問題を解決していく事をとても大切にしています。
そんな形を目指しています。
ご興味がある方は是非、お喋りに来てくださいね!
~母さんあるある?~
— おかむらしのぶ@ココサポート群馬 (@GQ0ZWPI2uyPW7JS) 2018年6月7日
プールが学校で始まり、白いゼッケンの様な白い布に名前と学年組を書いて、水着の前側に付ける。。
はい、後側に付けました!!すいません!!
ツイッターではほぼ?毎日何かしらつぶやいています。
役立つ事?から他愛ない事(こっちが多い。。)まで。
是非遊びにいらしてください。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。